このページの目次
はじめに
令和6年分の路線価が発表されました。路線価とは、国税庁が毎年7月1日に発表する、全国の主要な道路に面した標準的な宅地の1平方メートルあたりの価額です。この価額は、相続税や贈与税の計算の基礎となるため、不動産を所有する方などにとって非常に重要な情報となります。本記事では、令和6年分の路線価の概要とその影響について詳しく解説します。
令和6年分の路線価
国税庁は7月1日、相続税等の土地等の評価額の基礎となる令和6年分の路線価及び評価倍率が発表されました。路線価の全国平均は前年分から2.3%上回り、3年連続で上昇しました。
地域別に確認すると、福岡県は全国トップの伸び率となり平均5.8%上昇しました。また、2位は沖縄県で平均5.6%、3位は東京都で平均5.3%の上昇がありました。
コロナ禍から経済活動が正常化したこと、金利の上昇、インバウンドが増加していることに伴って商業地域の不動需要が高まっていることなどにより路線価が上昇したとされます。
福岡県で最も高い路線価は福岡市中央区天神2丁目(渡辺通)で1㎡あたり944万円になります。
令和6年分の路線価は以下のURLより確認できます。
参考URL:https://www.rosenka.nta.go.jp/
おわりに
令和6年分の路線価が公表され、全国的に路線価の上昇となりました。土地を保有されている方は事前に土地の相続税評価額を把握することをおすすめします。土地の相続税評価額を把握することによって納税が見込まれる相続税を把握することができます。
ご自身が保有する土地の相続評価額がどうなるのか気になる方は、お気軽に当事務所までご相談ください。
当事務所では来所又はオンラインによるビデオ電話(Zoomなど)による初回無料相談を実施しております。
福岡を中心に札幌から那覇までの全国を対応しております。
お気軽にお問い合わせください。