広島市の税務署で相続税申告相談をする際の重要なポイント

はじめに

相続税に関する問題は、多くの方にとって複雑で理解しづらいものです。そのため、税務署での無料相談を利用することは、相続税に関する疑問を解消するための有効な手段となります。しかし、相談をスムーズに進め、最大限の情報を得るためには、事前の準備が欠かせません。この記事では、広島市の税務署で相続税の無料相談を受ける際の事前準備と注意点について詳しく解説します。

税務署の所在地等について

広島市における税務署の概要は下記の通りになります。

税務署名電話番号所在地管轄区域
広島北税務署082-814-2111〒731-0294
広島市安佐北区亀山2丁目25番10号
安佐南区 安佐北区の一部(吉田税務署管内の地域を除く。) 山県郡
広島西税務署082-234-3110〒733-8555
広島市西区観音新町1丁目17番3号
中区の一部 西区
榎町、江波沖町、江波栄町、江波西1・2丁目、江波二本松1・2丁目、江波東1・2丁目、江波本町、江波南1~3丁目、大手町1~5丁目 加古町、紙屋町2丁目、河原町、小網町、光南1~6丁目 堺町1・2丁目、住吉町、千田町1~3丁目 寺町、十日市町1・2丁目、土橋町 中島町、西川口町、西十日市町、猫屋町 羽衣町、広瀬町、広瀬北町、舟入町、舟入川口町、舟入幸町、舟入中町、舟入本町、舟入南1~6丁目、本川町1~3丁目 南千田西町、南千田東町、南吉島1・2丁目 吉島町、吉島新町1・2丁目、吉島西1~3丁目、吉島東1~3丁目
広島東税務署082-227-1155〒730-0012
広島市中区上八丁堀3番19号
中区の一部 東区の一部(海田税務署管内の地域を除く。) 南区の一部
胡町  銀山町、上幟町、上八丁堀、紙屋町1丁目、小町、国泰寺町1・2丁目  昭和町、新天地 宝町、竹屋町、立町、田中町、鶴見町、鉄砲町 中町、流川町、西白島町、西平塚町、幟町 白島北町、白島九軒町、白島中町、橋本町、八丁堀、東白島町、東平塚町、東千田町1・2丁目、平野町、袋町、富士見町、堀川町、本通 三川町、南竹屋町、基町 薬研堀、弥生町 猿猴橋町、大須賀町、大州1~5丁目 荒神町 西蟹屋1~4丁目、西荒神町 東駅町、東荒神町  松原町、南蟹屋1・2丁目
広島南税務署082-253-3281〒734-0003
広島市南区宇品東6丁目1番72号
南区の一部 江田島市
青崎1・2丁目、旭1~3丁目、稲荷町、宇品町、宇品海岸1~3丁目、宇品神田1~5丁目、宇品西1~6丁目、宇品東1~7丁目、宇品御幸1~5丁目、黄金山町 霞1・2丁目、上東雲町、北大河町、京橋町、金屋町、楠那町、小磯町      東雲1~3丁目、東雲本町1~3丁目 丹那町、丹那新町、段原1~4丁目、段原日出1・2丁目、段原南1・2丁目、段原山崎1~3丁目、月見町、出汐1~4丁目、出島1~4丁目 西旭町、西霞町、西本浦町、西翠町、似島町、仁保1~4丁目、仁保沖町、仁保新町1・2丁目、仁保南1・2丁目 日宇那町、東青崎町、東霞町、東本浦町、比治山町、比治山公園、比治山本町、堀越1~3丁目、本浦町  松川町、的場町1・2丁目、翠1~5丁目、皆実町1~6丁目、 南大河町、向洋大原町、向洋沖町、向洋新町1~4丁目、向洋中町、向洋本町、元宇品町 山城町

相続税の相談に行く際に必要な事前準備とは

税務署へ相続税の相談に行く際には、以下のような準備をしておくとスムーズに相談ができます。

電話で税務署に問い合わせる

税務署へ行く前に、まずは電話で事前に問い合わせてしておきましょう。内容によっては電話相談で解決できる場合もありますし、電話相談で解決出来ない場合には直接税務署へ行くことになります。その際に準備するべき書類や事実関係が証明できる書類などを確認したほうが良いでしょう。

必要書類を準備する

事前問い合わせで確認した書類関係を準備します。被相続人の戸籍謄本、金融機関の残高証明書などのほか、固定資産税評価が分かるもの・登記簿謄本や保険証券など相談する内容や遺産の種類によって必要な書類が異なります。
また、税務署の職員の方が分かるように下記の点などを整理しておきましょう。現状を正確に伝えることによってスムーズに話しが進みます。
・亡くなった方はどなたなのか
・相続人はどなたなのか、相続人の人数は何名なのか
・遺産の金額はどれくらいになるのか(預金の残高、不動産の評価額など)

対面による相談は事前予約が必要です

税務署で対面による相談を行う場合、事前予約が必要となります。相続税について相談が可能な日時が決まっている場合もあります。相談を希望する場合は書類の準備期間も想定して予約するようにしましょう。
また、税理士に依頼する場合とは異なり、税務署では無料で相談することができます。
ただし、相談する日時は平日の日中に限られます。税務署へ相談するにはある程度の相続税の仕組みを理解する必要があります。

税務署で相談をする際の注意点

税務署で相続税の相談をする際には、下記のような点に注意が必要になります。

相続税対策は教えてもらえない場合があります

税務署の相談で教えてもらえるのは、通常、申告を行う際の必要書類や相続税申告書の書き方、遺産に応じて発生する税金の種類や金額といった基本的なことになります。
そのため、相続税を軽減させるための対策や節税といったアドバイスはもらえない可能性が高いです。
相続税の申告を行うケースによっては、税理士によって相続税申告した場合よりも高額な税額となってしまう場合があります。

専門家へ事前相談しましょう

税務署へ相続税の相談を行く際に必要書類を準備する必要があります。書類を準備するためには銀行や証券会社、保険会社、役所などへ問い合わせたりする必要があります。
また、税務署へ相談する前に知っておくべき相続税の仕組みを理解しておかないと、後々確認したいことが増えて、結果的に何度も税務署へ相談に行かなければなりません。

おわりに

広島市の税務署で提供される無料相談は、相続税に関する基本的な疑問を解決するための素晴らしいリソースです。事前にしっかりと準備を行い、相談で得られた情報をもとに、相続税申告をスムーズに進めることが重要です。
相続税は、一度きりの手続きであることが多く、ミスを防ぐためにも準備を怠らず、専門の税理士の意見も取り入れましょう。これにより、正確で効率的な相続税申告が可能になります。

当事務所では来所又はオンラインによるビデオ電話(Zoomなど)による初回無料相談を実施しております。福岡市を中心に札幌市から那覇市までの全国を対応しております。お気軽にお問い合わせください。

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